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2020-02-11 17:42
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Event / ExhibitionWorks

展示“something something”のお知らせ

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食べればなくなる菓子をつくり続けているうちになくならないモノへの憧れが強くなっていきました。
ある日出会った西本さんのおいしそうな木工作品。
そのなくならない美味しいになくなる美味しいを重ねてみたらどんな美味しいが生まれるんだろうと、
そんな私の妄想から本企画展の構想がはじまりました。

今回は食べればなくなる菓子と残りつづける木工という、対になるものの組み合わせのおもしろさについて。
その作業は誰もが見たことあるであろう日常の風景の切り取りでもあります。
私たちがつくる、あのアイスキャンデイーみたいなもの、あのポテトチップスみたいなもの、あのガムみたいなもの、あのチョコレートみたいなもの…
その「〜みたいなもの」を手にしたとき、それが誰かの日常に重なるたのしみを夢見て。

cinecaの菓子は、ほとんどが新作で展開します。
1年近い時間をかけ、9種類ほどの新作の開発をしてきました。
味も見た目も敢えてミニマムに削ぎ落とし、「ノーブランド」として見えることにこだわったパッケージを纏う作品が並びます。
作品はすべて即売。オープンな会場ですので、お気軽にお立ち寄りください。

また、本展示に合わせ、作品集“something something”も作りました。
装丁は葉田いづみ、撮影は井上佐由紀。
漫画家 大橋裕之による描き下ろし漫画も収録した贅沢な本に仕上がりました。
こちらも合わせてお求めいただけたら嬉しいです。

展示会場は表参道 Spiral 1FのMINA-TO。
写真は、溶けないアイス(西本良太作品)と溶けたアイス(cineca菓子作品)

また、本展示の企画、ディレクションもやりました。
パッケージデザインはいつも通り自身で制作していますが、
今回の意匠はStudy and Designの古谷萌に協力いただいてます。

Exhibition “something something”
cineca × 西本良太
2020.2/24-3/15
11:00-20:00
MINA-TO(Spiral 1F)
東京都港区南青山5-6-23
お問い合わせ 03-3498-4015
※3/1に予定していたレセプションパーティーは新型コロナウイルスの状況を考え、中止とさせていただきます。

2020-01-30 22:36
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ColumnInformationWorks

cinecaのアイスクリームノート

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松竹のwebマガジンPINTSCOPEでの映画コラム連載「cinecaのおかしネマ」が
ことしの1月から内容をちょっとリニューアルしてはじまります。
その名も「cinecaのアイスクリーム・ノート」。
アイスクリームが登場する映画は本当にたくさんあるんです。
そんな映画の中でのアイスクリームの意味について、それぞれの物語について読み解いていきます。

第一回目は映画『ローマの休日』。
オードリー・ヘプバーン演じるアン王女が食べたジェラートに妄想を膨らませ…
「はじまりの味」なアイスクリームの話をしました。
今回から、コラムの最後にアイスクリームのレシピも掲載されます。

アイスクリームはアイスクリームメーカーがないとなかなか美味しくつくれなかったりと
ちょっと面倒臭いお菓子でもありますが、
アイスクリームメーカーなくても、ハンドミキサーあれば作れるレシピも書いてます。

コラムは「アイスクリームノート」と題してますが、
氷菓にくくられるもの、アイスクリーム、ジェラート、シャーベット、かき氷などなど
いろいろ書いて行く予定ですので、今後もぜひおたのしみに。

cinecaのアイスクリーム・ノート THE MOVIE
イラスト:古谷萌

2019-11-14 21:00
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Event / ExhibitionInformationWorks

POWER CAKES、レシピ開発、監修しました。

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ルミネのクリスマスキャンペーン2019のスペシャルコンテンツ『125 (12の5乗)-POWER CAKES-』のレシピ開発、監修しました。

『125 (12の5乗)-POWER CAKES-』は西洋占星術の結果に応じてつくられる、あなただけのケーキを提供するお店。12月20日から3日間限定で南青山にオープンします。

今回「あなただけ」のケーキ=
お客さま全員に違うケーキを提供する、
というこれまでにない難題に取り組みました。
ちょっとした盛り付けの違いとかではなくあきらかに違ったものにしたい、というオーダーに頭フル回転。
どうしたらそんなものがつくれるかお菓子の設計図を描くようなところからはじまり…
最終的には全部で50レシピ、24万通りとなるお菓子の制作、設計をしました。

占いの結果は、結果を自分でどう調理するかというところに醍醐味があると考えました。
その結果が人生の好材になるか悪材になるかは自分次第なのかもしれない。
POWER CAKESを前にしたとき「さて、どう調理しよう」そんな風に感じてもらえたらいいなと、
「自分で調理して食べる」をコンセプトとしたケーキに仕立ててます。

まるで菓子材料のように見えるお菓子のエレメント。
一つ一つになるべく複雑な味は設けず、プレートに並ぶ6種のエレメントを分解されたケーキのように見立て、
自分で混ぜ、延し、重ね、整え、そうしてはじめて完成する、そんなケーキプレートになってます。

占いの監修はイヴルルド遙華さん。
クリスマスの自分への贈りものにぜひご賞味あれ。

125 (12の5乗)-POWER CAKES-
開催場所:東京都港区南青山6-5-45 パシフィックアーツ青山1F MORIO STUDIO 南青山
開催日時:
12月20日(金) 14:00 ~ 20:15
12月21日(土) 12:00 ~ 20:15
12月22日(日) 12:00 ~ 20:15
料金:無料
申込期間:2019年11月12日(火)~12月1日(日)
こちらのサイトよりお申し込みください。

POWER CAKES特設サイト

2019-08-14 22:58
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ColumnWorks

はじめてを飾る のお菓子

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雑誌PERKでの映画とお菓子の連載まだまだ続いています。
今号は(世界が熱狂した…)映画『君の名前で僕を呼んで』から
“はじめてを飾る”をテーマにさくらんぼのリキュールゼリーを瓶に封じつくりました。
わかる人にはわかるかもしれないですが、
さくらんぼの実と実がくっつかないようにゼリーに封じるのはなかなかの難関
でしたが、出来上がったゼリーをみて、
ああさくらんぽって本当に死ぬほど可愛い食べもの…
だから許す!と思った。

夏の太陽の下揺れる木々がもたれかかる窓辺の木陰に、
あの日の汗や涙や甘い記憶を封じそっと誇りを持って飾る。
そんなイメージでつくったアートワークです。

夏がくると無性にみたくなるこの映画は、映画でよくある「悪役」に当たる人物が一人も登場しない。
だから物語の本質に心がしっかりと繋がれ、掴まれてしまう。
出会いや想いや刻、大切な“はじめて”の美しさに触れることができる尊い作品のひとつです。

雑誌PERK(8/10発売号)の誌面にてコラムといっしょにご覧ください。
連載「cinecaのおいしい映画」は一番最後のページに掲載です。

2019-06-04 18:27
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金魚すくいギョウザ?

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餃子の活動「トゥギョウザー」まだまだ続いています。
Pen onlineでの連載も今回で8回目となりました。

今回は、ついに私のとんでもギョウザアイデアがかたちになってしまいました。
その名も「金魚すくいギョウザ」。
黄金色に輝くコンソメのスープに夏の涼 赤い金魚(の形の餃子)がプカプカと浮かぶ…
ポイですくってすくった数だけ食べられる餃子ゲームです。

今回は「ゲームになるギョウザ」をテーマに
ゲームデザイナーの佐々木隼さん(オインクゲームズ)をお迎えして
みんなで餃子つくりました。

この夏、おうちでも作ってたのしんでもらいたい金魚すくいギョウザは
Pen Online記事の最後にレシピも載ってます。
ぜひ記事を読んでみてください。

ゲームデザイナー佐々木隼が「流行るかも」と評価した、「金魚すくいギョウザ」とは?

2019-01-23 15:01
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ColumnWorks

ショートケーキはお弁当?

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PINTSCOPEで連載中のコラム「cinecaのおかしネマ」では
毎回映画の中のお菓子をテーマに書いてます。

今回のテーマは「ショートケーキ」。
ショートケーキが登場する映画『麦秋』(1951年)、『娘・妻・母』(1960年)、
『ストロベリーショートケイクス』(2006年)の三作品から読み解いていったら
ショートケーキは現代においてお弁当のような存在になったのかも?
と私的な気づきがありました。

ちなみに、日本で見るショートケーキは日本独自のものですので
今のところ邦画でしか見つけられていません。

今回のコラムタイトルは、「ショートケーキはお弁当?」

ぜひ時間潰しに読んでみてください。

2018-12-13 16:29
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ColumnWorks

PERKでの連載も10回目です

perk1212

本格的に寒くなってきました。
忙しない12月がたまらなく好きです。

雑誌PERKで連載中のコラム「cinecaのおいしい映画」。

12/12発売号では、白と赤のコントラストが見所だと思ってるあのアメリカ映画から、
この季節になると食べたくなるあのザ・アメリカ的お菓子を
とてもとても壮大なスケール感でつくりました。

今月号も一番最後のページに掲載されてます。
ぜひ誌面でご覧ください。

2018-11-30 13:30
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Event / ExhibitionWorks

新作販売のお知らせ

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cinecaの新作は「RE-COLLECTION」と言います。
その名の通り、「記憶」のお菓子です。

ずっと捨てられなかったもの。
そっと秘密にもっていたもの。
誰かの手元に最後までありそうな「記憶」の形をお菓子にしました。

「RE-COLLECTION」はコンテンポラリーな衣服を展開する
Jensの新ライン「COMPOSITION」から創案し生まれました。
COMPOSITIONとは喪服から発展させたラインナップ。
冠婚葬祭に着用できるアイテムとしてデザインされ、
パーツを組み合わせて自由にカスタマイズできることも魅力の一つ。

その冠婚葬祭という節目の日に私たちが記憶を辿る姿を重ねました。

私自身、これまで作ってきたcinecaのお菓子の記憶を辿りました。
何年も前に作ったきりになっていたもの、今も作っているもの。
そんなお菓子たちを記憶の中でみるような味と意匠へ、
仕立て直すことで生まれたお菓子です。

まずは5種類の意匠のお菓子を販売します。
封を解きたいものを探しにぜひお出かけください。

11/30・12/1・2の三日間、
NewJewerlyの会場、ブライダルエリアのJens展示場所にて販売いただきます。
※どなたでも入場いただけます。

NewJewerly
場所:3331 Arts Chiyoda メインギャラリー
ブライダルエリア Jens展示場所
東京都千代田区外神田6-11-14
問い合わせ:03-6803-2441
販売日程:
11/30 Fri. 16:00-20:00
12/1 Sat. 11:00-20:00
12/2 Sun. 11:00-19:00

2018-11-22 18:50
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新しい餃子の話。vol.2

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Pen onlineで連載中の「新しい餃子の話。」
第2回目の記事が本日公開されました。

今回のゲストは、和田誠さん平野レミさんをご両親に持つクリエイティブディレクターの和田率さん。

家族をテーマに、みんなでつくった「マウンテン餃子」は
いい夫婦の日にも、この週末家族でつくるのにもオススメの餃子。

ぜひ記事を読んでみてください。

新しい餃子の話。vol.2
写真は、家族というテーマに対して
渾身のアイデア、土谷の「マトリョーシカ餃子」です。

2018-10-23 17:23
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新しい餃子の話。

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突然ですが、餃子の活動をはじめました。
名前は「トゥギョウザー」といいます。

メンバーは、

能作淳平(建築家)
鳥巣智行(コピーライター)
古谷萌(デザイナー)
土谷みお(菓子作家)

の4人。

今年はつくることや自分について考えることが一段と増えました。
そんな中ひとりではできないことを何かやってみたい。という思いが強くなって。
餃子を入り口にしたコミュニーケーションや食、つくることについてなど
話したり考えたりする場があったらいいなとはじめた活動です。

まずは「新しい餃子の話。」というタイトルで、Pen onlineにて月1連載がはじまります。
ここではゲストを招いて5人で会話を重ねながら見たことないようなギョウザをつくります。

→ Pen online 「新しい餃子の話。」
第一回目は“自己紹介のギョウザ”というテーマで、それぞれを語るためのギョウザをつくりました。

ちなみに土谷は「口実のギョウザ」という名の甘いギョウザを
まるで焼く前の生餃子のようなビジュアルでつくりました。
餡にもこだわってます。

餃子が好きな人にもそんなに好きじゃない人にもくすくす楽しんでもらえますように。
今回はまずは4人の紹介を。という内容で、次回からはゲストが登場します!

おとなの本気の遊びを見せていけたらいいなと思ってます。

そして、トゥギョウザーのinstagramアカウントもつくりました。

@togyother/

連載には載せきれないこぼれ話や写真、餃子が食べられるお店のリサーチなどなどアップしていきます。
フォローしてもらえたらうれしいです。

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