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2021-03-29 11:13
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SHANTANはじまります

shantan_cineca

アジアな風が吹きそうな器菓レーベル「SHANTAN」をガラス作家の池谷さんと始めます。

SHANTAN(シャンタン)は、縦糸と横糸 二種類の糸で織り上げることで新しい趣を持つ
山東絹(シャンタン)の言葉を拝借し、名付けました。
菓子と器の重なりをたのしむ器菓レーベル、
どこか知らぬアジアの国をイメージしていろいろ編みだしていきます。

1つめはレンゲとシュウマイ。
どこか懐かしく微笑むような空気を纏う池谷さんのレンゲを見てたら思いついたシュウマイは、
炊いたアーモンドをじっくり挽いてつくったプラリネにチョコレイトを合わせ丁寧に練っていくと完成する濃厚なお菓子。
是非お茶をお供にグラスロワイヤルとプラリネの組み合わせを楽しんでいただきたい一品です。

SHANTANのアートディレクション、デザインは土谷が担当し、
イラストワークには小林千秋さんを迎えました。

最初の販売は終了しましたが、
今後も日本全国、色々な場所で販売や展示をして活動していきますので、
ぜひSHANTANのinstagramをフォローしてみてください。
販売、展示場所も募集しております◎

写真:Nanako Ono

2021-03-01 18:50
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Works

“色を映す羊羹”

coloryokan_ cineca

PERK magazineでの映画コラム連載も今回で20回目。
2017年から始まった連載なので随分長い時間が流れたなあと思うのでした。

今回は、中国の映画『ブラインド・マッサージ』(ロウ・イエ監督)に、中国から伝来したと言われるお菓子“羊羹”を重ねたアートワークをつくりました。

『ブラインド・マッサージ』は視覚障害者を主人公にし、見えない世界に生きる彼らに見えるものを描くことに挑戦した作品。
この映画をはじめて観たとき、自分は見えるものにどれだけ頼って生きているのだろう、と気づかされたものです。それ以来、悩んだり、見えるものに支配されすぎてしまうとき、そっと目を閉じます。そうすると、これまで見えなかった色が見えてくるような気がするのです。

コラムはいつもの倍くらい(長くなってしまいました)のテキストボリュームになってしまったのですが、
『ブラインド・マッサージ』を最初に観たときの興奮と感動をなんとか伝えたい…と、この稀有な作品への愛を綴りました。
お時間ある時にぜひ下記リンクよりご覧ください。

色を映す羊羹

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