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2020-09-16 15:04
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静かに溶ける味

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PINTSCOPEでのコラム連載『cinecaのアイスクリームノートTHE MOVIE』
5回目は、映画『あの夏、いちばん静かな海。』とチョコレートアイスキャンディーの話を書きました。

チョコレートのかかったアイスキャンディーの中のバニラアイスクリームの世界を想像してみると、
あの薄いチョコレートに守られて温度も振動もゆっくりと通す、自分のペースで静かに溶けていける場所なのだろう。
それは、街の音からすこし隔たれた静かな世界で、寂しくもあり心地よくもある場所なのだろうと、思い描きました。

今回は、すこし自分のいる(街の音から少し離れた)世界とも重ねたコラムです。
コラムの最後にはチョコレートアイスキャンディーのレシピも掲載されてます。
ぜひPINTSCOPEサイトよりご覧ください。

静かに溶ける味

2020-08-28 21:55
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緑の影が落ちるゼリー

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PERK magazineでの連載『cinecaのおいしい映画』。
17回目は緑の影が落ちる赤いゼリーをつくりました。
映画はエリック・ロメールの『緑の光線』から。

水平線に沈む夕陽が最後の最後に水面に放つ“緑の光線”というものがあります。
その光を目にした人は自分の心も相手の心も見ることができる。と言われたり、幸せを運ぶとも言われる稀有な光。
映画はそんな緑の光線に憧れる一人の女性がバカンスを一人でどう過ごそうか…なんて話。
人との間に一本の線を引いてしまうすこし生きるのがむずかしそうな彼女の物語が、
多くの人の物語と重なるところがあるから多くのシーンで頷きながら追ってしまう。

バカンスという言葉がすこし遠い今の世界で自然光溢れるこの映画が夏を連れてきてくれます。

『緑の光線』は私にとって大切な映画のひとつなのでついに選んでしまった。
と、緊張しながらでもこのあまりに有名な名作のことを自分の言葉で伝えたい伝えたい伝えたいという気持ちで書きました。
力入って、ボリューム多めになりましたが、ぜひ読んでもらえたら嬉しいです。

cinecaのおいしい映画 “緑の影が落ちるゼリー”
写真:鈴木奈保子

2020-07-21 16:55
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ゆっくりと食べる味

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PINTSCOPEでの連載『cinecaのアイスクリームノートTHE MOVIE』第4回目は、
映画『海よりもまだ深く』とカルピスアイスの話を書きました。

ガラスのカップにカルピスを注いで冷凍庫で眠らせただけのカチコチに凍ったカルピスアイスは、
食べ終わるのにちょっと時間がかかるから「もう少し一緒にいたい」を代弁してくれる恥ずかしがり屋の秘密兵器。

ジュースをお気に入りのカップに注いで凍らすだけでとっておきのデザート時間になるときもあるものです。
ぜひPINTSCOPEサイトページからコラム読んでもらえたら嬉しいです。

ゆっくりと食べる味

2020-07-04 00:30
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PERK magazineでの連載16回目が公開されました

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PERK magazineでの連載『cinecaのおいしい映画』。
(今回からPERK magazineオンラインメディアで公開されていきます)

16回目は映画『A GHOST STORY』から味も匂いもないけど温度だけを有する“温もりのパイ”のアートワークをつくりました。
宇宙でたったひとりぼっちの気分のとき、抱えきれない虚しさを胸に無心で食べ物を貪るときがある。
温かさを残したパイがちょうど人肌のようでよく知る温度とパイの温もりを重ねる。
人と会えないこと触れ合えないことを考えながら書いていたらすこし寂しい話になってました。

ぜひサイトより読んでみてください。
cinecaのおいしい映画 “温もりのパイ”

“温もりのパイ”は映画『A GHOST STORY』へのオマージュも込めてつくりました。
物語が、亡くなった人も“失くした”と感じると伝えるところがとても好き。
生と死の間を彷徨う存在が見つめる時間はまるで宇宙のように巡りを繰り返し無限にある。
ただ時間があるというのはなんて残酷なのだろう。と。
音も台詞もミニマムに削ぎ落とされた映画の静かさが不思議に心地良くてこの映画をBGMのように流して過ごす日もあります。

写真:鈴木奈保子

2020-05-25 21:41
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PERKオンラインメディアで連載はじまります

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デジタルメディアになって帰ってきたPERK magazineで今月から映画コラム連載始まります。
奇数月はアーカイブ、偶数月は新コラム、と掲載予定です。
連載内容はこれまでと変わらずに、伝えたい映画を選び、個人的解釈を映したお菓子のアートワークをつくり、コラムを書く、というもの。

今月掲載は映画「FRANK」の話。(2017.10掲載)
『気がつけばいつも仮面を被っていた。なんてことは、人付き合いの上では当たり前の時代なのかもしれない。だれもがパッケージングする方法を手に入れ、違う自分になりすます。そのうちに自分の頭が肥大して足元が見えずらくなり、先の道を見失う人もいるだろう。… 』

2年以上連載やらせていただいていた雑誌PERKが今年廃刊になってしまったのですが、
オンラインメディアになって帰ってきました!
ありそうでないデザイン、ボリューム感がいい感じのwebマガジン。
ぜひ覗いてみてください。

cinecaのおいしい映画“むき出しの銀紙”

映画『FRANK』は、私が大好きな映画の一つ。
こんなにむき出しロックな作品はなかなかない。
むき出しのカッコ悪さとダサさ、最高です。

2020-05-19 16:14
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当たり前ではない味

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あんなに暑い日が続いていたのに、今週はずっと雨の模様。
今日もすっかりかき氷日和ではないし、少し肌寒いくらいなのに、
かき氷の話です。

PINTSCOPEでのアイスクリームのコラム連載、3回目は映画『南極料理人』と氷イチゴの話。
すこし丸くなるように器に氷を削り出してイチゴシロップをさらり垂らすと野球ボールみたいな氷イチゴが出来ました。

映画『南極料理人』は南極で暮らす南極観測隊の人たちの毎日の物語。
有限の資源と制限される行動の中で彼らはどう暮らすのだろう。
ある日少しの息抜きにと野球を始めるおじさんたち。目の前に広がる雪原をグラウンドに見立て、イチゴシロップをドバドバと注ぎフェアゾーンを描く。ピンク色で描かれた甘いホームベースをスプーンでざくざくと味見する輩もいる。
何度見ても惚れてしまうシーン。イチゴシロップが何かを描く道具になる瞬間だった。
知っているはずのものが知らないもののようになる瞬間ほどときめくことはあるのだろうか。

今回は、当たり前は当たり前ではないなんて話を書きました。
ぜひPINTSCOPEのサイトから読んでみてください。

cinecaのアイスクリーム・ノート ザ・ムービー vol.3当たり前ではない味

2020-04-20 21:31
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MIRAIBIに寄稿しました

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POLAのオンラインメディア MIRAIBIに寄稿しました。

これまでの人生で出会ってよかったものはなんですか?

というとても難しいお題をいただき考えました。
私が出会ってよかったもの…
あらためて考えてみたらそんなに多くはなくて、
というか、ほとんどなくて。
だから今があるんだなと思ったり、
最終的には、自分が美大を目指すきっかけのきっかけのきっかけ
みたいなところにさかのぼって書いてみました。

暇つぶしにぜひ読んでみてください。

CREATOR’S EYE 第15回菓子作家・土谷みおがバルテュスから授かった「変な自分」の受け入れ方

2020-03-30 23:29
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コラム連載、アイスクリーム・ノート2回目公開されました。

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PINTSCOPEでの映画コラム連載「cinecaのアイスクリームノート」の2回目が公開されました。
今回はすこし落ち込んだ時にみたくなる映画『リトル・ミス・サンシャイン』とチョコレートアイスクリームについて書きました。

最後にレシピも掲載されてます。
少しの心休めに、読んでもらえましたら。

「やさしい嘘の味」

2020-01-30 22:36
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cinecaのアイスクリームノート

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松竹のwebマガジンPINTSCOPEでの映画コラム連載「cinecaのおかしネマ」が
ことしの1月から内容をちょっとリニューアルしてはじまります。
その名も「cinecaのアイスクリーム・ノート」。
アイスクリームが登場する映画は本当にたくさんあるんです。
そんな映画の中でのアイスクリームの意味について、それぞれの物語について読み解いていきます。

第一回目は映画『ローマの休日』。
オードリー・ヘプバーン演じるアン王女が食べたジェラートに妄想を膨らませ…
「はじまりの味」なアイスクリームの話をしました。
今回から、コラムの最後にアイスクリームのレシピも掲載されます。

アイスクリームはアイスクリームメーカーがないとなかなか美味しくつくれなかったりと
ちょっと面倒臭いお菓子でもありますが、
アイスクリームメーカーなくても、ハンドミキサーあれば作れるレシピも書いてます。

コラムは「アイスクリームノート」と題してますが、
氷菓にくくられるもの、アイスクリーム、ジェラート、シャーベット、かき氷などなど
いろいろ書いて行く予定ですので、今後もぜひおたのしみに。

cinecaのアイスクリーム・ノート THE MOVIE
イラスト:古谷萌

2019-09-10 14:16
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キャラメルが絡めとるモノ

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中東には熱々のキャラメルで脱毛する国があるって知ってますか?
PINTSCOPEでの映画連載コラム、今回はレバノンの映画『キャラメル』と
お菓子のキャラメルについて書きました。
お菓子が道具にもなり得るっておもしろい文化だなあ。最高だなあ。

世界の道具になるお菓子の情報集めていきたい。
それでいつか本にするのが目標。

映画『キャラメル』は、この夏日本でも公開された『存在のない子供たち』の
ナディーン・ラバキー監督の最初の長編作品で、
たしか日本ではじめて公開されたレバノンの映画。

紛争イメージの強いレバノンだけどこの映画に政治的メッセージはなく
レバノンで生きる人々の生活を垣間見ることができる貴重な一本です。

コラムこちらから読めます

cinecaのおかしネマ vol.7 「キャラメルが絡めとるモノ」

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