【個展のお知らせ】
12/3から白金のOFSギャラリーで個展「たべるようにみる」が始まります。
今回の展示では、PERKで連載中の、アートワークとコラムの連載5年分の作品展示を行います。
本展にむけて新たに撮り下ろした作品やアートワークとしてかたちづくるまでの頭の中のイメージを描いたスケッチなども数多く並びます。
また、はじめての著書『She watches films. She tastes films.』がこの度出版されることになりました。本展で先行販売されます。
cinecaをはじめて10年経ち、私にとって一つの分岐点と考えて、展示準備と本の制作をこの数ヶ月続けてきました。
忙しない師走の季節になりますがお立ち寄りいただけたら嬉しいです。
これまで作ってきたherbariumやpaletteなどの菓子もたくさん販売します。
また、会期中の18日と25日にトークショーも予定しております。
詳細は追ってまたお知らせします。
下記ギャラリーのサイトより
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食事をすることと
映画をみることは
私にとって似ていることです
どちらも 私の血や肉をつくる 命のそばにあるもの
そしてどちらも だれともおなじ感想を持たないもの
みることも たべることも
それぞれの想いを抱えるはずのものだと考えています
たべるようにみて
みるようにたべる
そうやって 私は
自分の鼓動を聴くことができるのだと思います
映画と菓子のアートワーク連載、足かけ五年分の展示を行います。敬愛する山ほどの映画の中から選んだ一本を、菓子を主軸としたアートワークとテキストで物語る連載。
「cinecaのおいしい映画」という名前をいただき2017年にはじまったこの連載は、私が映画をみるときに大切にしている「たべるようにみる 」という視点と姿勢の表現として取り組んできました。
本展では、新作のモノクロのアートワーク3点を含むこれまで制作してきた写真作品と、アイデアを形にしていくまでの私の頭の中のイメージを自身で描き下ろした線画の展示。アートワークが起源の新作菓子の発表も予定。他、cinecaの「herbarium」や「palette」などの菓子作品も数多く販売します。
また、はじめての著書となる『She watches films. She tastes films.』(たべるようにみる)を本展にて先行販売。展示されるアートワーク、イラスト、コラムなどのすべてが収録される本となります。
アートワークの一つが、イラストの一コマが、コラムの一文が、私から離れて自由に巡り、誰かの心の遊びとなることを楽しみに展覧します。
「たべるようにみる」
cineca / Mio Tsuchiya
会期:2021年12月3日(金)ー 2022年1月9日(日)
(2021年12月27日(月)ー2022年1月5日(水)は年末年始の店休)
場所:OFS gallery (OUR FAVOURITE SHOP内)
〒108-0072 東京都港区白金5-12-21
OPEN 12:00-19:00 (展示最終日は17:00まで)
在廊日:12月4日・5日(12:00-19:00)、18日・25日(12時〜14時、17時〜19時)
《She watches films. She tastes films.》
著 / 土谷未央
出版 / aptp books
2021年12月3日よりOFS galleryにて先行発売