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2022-12-21 19:40
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InformationWorks

新刊『空気のお菓子』が刊行されました。

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2022年12月18日、新刊『空気のお菓子』がBON BOOKから出版されました。

はてさて、空気のお菓子とは?
マシュマロやメレンゲ、綿菓子、シフォンケーキ、ポップコーンなど、
空気をたっぷりと含んでいて、ほとんど空気を食べているようなお菓子のことを
「空気のお菓子」と言います。
といっても、私が勝手に呼んでいるだけですが。

子供の頃からお菓子が大好きですが、
そんな中で特に好きなお菓子はどれも空気がたっぷりなお菓子だということに気が付きました。
そんな「空気のお菓子」の魅力や私が好きな理由…について、
「写真作品」「エッセイ」「レシピ」の三要素からお届けする本になっています。

一年余りの時間をかけて、編集者と二人三脚、じっくりと作り上げた本です。
この本には入りきらなかった要素もたくさんありますが、、
いつかその続きをどこかでやりたいと思いつつ、、
まずはこの本を見てもらえたら嬉しいです。

12/18(日)から、全国の無印良品41店舗で販売開始です(MUJI BOOKSがある下記店舗)。
同時に、NaDiff本店と代官山蔦屋書店でも販売いただきます。

オンライン販売

FRAGILE BOOKS

書籍取り扱い店舗

無印良品(下記店舗)| NADiff a/p/a/r/t |代官山蔦屋書店

銀座/アトレ恵比寿/錦糸町パルコ/グランツリー武蔵小杉/新百合丘オーパ/小田急町田/NEWoManYOKOHAMA/コースカベイサイド横須賀/小倉駅前アイム/ガーデンズ千早/Colette・Mareみなとみらい/所沢西武/イオンモール川口/東武動物公園駅前/イオンモール木更津/野々市明倫通り/直江津/仙台ロフト/浜松遠鉄百貨店/ららぽーと沼津/ルビットタウン刈谷/イーアス春日井/京都山科/イオンモールKYOTO/心斎橋パルコ/グランフロント大阪/イオンモール堺北花田/みのおキューズモール/阪急西宮ガーデンズ/アスモ高山/アリオ倉敷/広島パルコ/広島アルパーク/近鉄あべのハルカス/近鉄四日市/イオンモール四條畷/トナリエ南千里アネックス/天神ショッパーズ福岡/MUJIキャナルシティ博多/シエスタハコダテ/札幌パルコ

『空気のお菓子』

著 者:土谷未央

発 行:BON BOOK(図書印刷株式会社)

企画+構成:櫛田 理

編 集:乙部恵磨

写 真:本多康司

デザイン:藤井 瑶

モデル:玉澤幸子
造本設計:田中義久

制作+取次:FRAGILE BOOKS

販売協力:無印良品 MUJI BOOKS

印刷製本:図書印刷株式会社

2022-01-24 16:15
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Works

『She watches films. She tastes films.』著書刊行のお知らせ

cineca書籍

改めまして、私の著書が2021年12月3日にaptp booksから出版されたことをお知らせいたします。

自分が生きられる人生はたった一つだけれど、たくさんの人生を観せてくれる映画の世界は、私の世界が一つではないくらいに膨らませてくれます。
今回の本で取り上げさせてもらった映画はどの映画も観ると人生のなにかに触れられる宝物のような作品ばかりです。

映画が好きな人、お菓子が好きな人、映画を観たいけどなにをみたらいいかわからない人、観ることが好きな人、苦手な人、どこか心にかなしみを抱える人、誰にも秘密な自分の世界を持つ人、いろんな人に届いたら嬉しいです。

少しずついろんな書店さんで取り扱いが始まっています。
お近くの書店で見かけましたら、手にとっていただければ幸いです。

『She watches films. She tastes films.』
著 土谷未央
発行 aptp books
印刷 藤原印刷

書籍取り扱い店

銀座 蔦屋書店(東京) →3/4-31 書籍刊行記念展
代官山蔦屋書店(東京) 
SHIBUYA TSUTAYA(東京)
B&B(東京) →4/4〜 書籍刊行記念フェア
BOOK AND SONS(東京)
誠光社(京都) →3/16-31 書籍刊行記念展
BOOKNERD(岩手)
曲線(宮城)
栞日(長野)
ON READING(愛知) →5/28-6/19 書籍刊行記念フェア
恵文社一乗寺店(京都)
blackbird books(大阪)
READAN DEAT(広島)
本屋 青旗(福岡)
カフェ&ブックス ビブリオテーク (有楽町・自由が丘・梅田・熊本店)

また、出版社のオンラインでも購入できるようになりましたので、こちらもぜひご利用ください。

『She watches films. She tastes films.』 webサイト

2021-11-02 00:53
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ColumnWorks

『Lula』寄稿しました

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あっという間の冬の気配。
発売中の日英両言語のバイリンガル雑誌『Lula』の「The 3 Wise Tellers」の連載コーナーでコラムを書きました。
「玉子色」というお題があったので、玉子色に月を重ねて、月にまつわる話を書いています。
月から連想するものは山ほどあるけれど、中でも富山県の銘菓「月世界」というお菓子が好きです。
もしも月を食べることが叶うのなら、口の中でこんな風にほどけるのかななんて、食べるたびに想いを馳せます。

Lula Japan issue 15,tamago-iro, FALL/WINTER 2021年9月28日発売
The 3 Wise Tellers(玉子色についての寄稿)

2021-09-30 11:52
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Event / ExhibitionWorks

ゴッホ展オリジナルのpaletteを作りました

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9月18日から東京都美術館ではじまった「ゴッホ展」にあわせて
東京都美術館ミュージアムショップでpaletteを販売いただいてます。
16年ぶりに来日した糸杉の名画『夜のプロヴァンスの田舎道』をイメージし形も色も新しくつくりました。

ゴッホ展
paletteは11月も中頃に納品を予定してます。
※現在完売中です
※10月は諸事情により納品ができなくなりましたのでご注意ください

販売いただいている場所は、美術館入って入り口すぐにある、東京都美術館ミュージアムショップです。
展覧会会場内ではありませんので、展覧会に入らずとも購入可能です。

2014〜2016年の間、東京都美術館ミュージアムショップでは、paletteを定期的に販売いただいてました。
最初の販売時もたしかゴッホのひまわりをイメージして創作した記憶です。
このたび、5年ぶりの都美での販売となります。

余談ですが『永遠の門 ゴッホの見た未来』がNetflix配信されてたのでこちらもぜひ。
居を変えては都度風土との関係を持ち、その一瞬をどう永遠として留めようか苦悩する姿が描かれます。
彼の絵の様な色彩が残像として追っかけてくる、美しい映像にひきこまれます。

『永遠の門 ゴッホの見た未来』

2021-07-31 18:51
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DiaryWorks

溶けた白くま

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モデルのKanocoさんの出産祝いの贈り物のご依頼いただき制作しました。
贈る日が暑い暑い夏の日だったので、
溶けてしまった白くまを思いつきました。
マシュマロとフルーツとチョコレートのお菓子です。

2021-04-28 22:35
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ColumnWorks

ヒマワリのバースデーケーキ

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PINTSCOPEで新しい連載『cinecaのバースデーケーキショップ』が始まりました。
「バースデーケーキショップ」とは、映画の中に登場する誕生日ケーキについて綴りながら、このケーキが食べられるとしたらどこのお店のケーキだろう…と私的イメージを重ねた、現実世界のケーキを紹介するコラムです。

たくさん映画を観ていると、多くの作品で誕生日が描かれることに気がつきました。
誕生日がない人はいない。誰もが持つ記念日だからか、そこにある喜びや悲しみ、家族のこと、人間関係を描くことは特別に楽しいのだと思います。

第一回目は、大好きな映画『ハロルドとモード』に登場するヒマワリのケーキについて。
80歳のモードの誕生日にハロルドが贈ったその宝物のようなケーキがもしもこの世に存在するなら…
そんなイメージにぴったりの懐かしくて新しい、美しいケーキを紹介してます。

コラム最後にケーキとお店の情報あり〼

ヒマワリのバースデーケーキ“太陽のにおいがする誕生日”

スタイリング・文 土谷未央
写真 木村和平




余談ですが、
『ハロルドとモード』はブッダの”真理の言葉”を想起させる物語だと思いませんか? ちなみに同監督による作品『チャンス』はニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』をベースにした物語。監督は哲学が好きなんじゃないかって、私も哲学が好きだから、ずっと勝手に親近感を感じてます。生きるのに大切な教えが詰まった本作は観れば心がふっと軽くなる。何年も観続けてる私にとって大切な作品の一つです。

2021-03-29 11:13
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InformationWorks

SHANTANはじまります

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アジアな風が吹きそうな器菓レーベル「SHANTAN」をガラス作家の池谷さんと始めます。

SHANTAN(シャンタン)は、縦糸と横糸 二種類の糸で織り上げることで新しい趣を持つ
山東絹(シャンタン)の言葉を拝借し、名付けました。
菓子と器の重なりをたのしむ器菓レーベル、
どこか知らぬアジアの国をイメージしていろいろ編みだしていきます。

1つめはレンゲとシュウマイ。
どこか懐かしく微笑むような空気を纏う池谷さんのレンゲを見てたら思いついたシュウマイは、
炊いたアーモンドをじっくり挽いてつくったプラリネにチョコレイトを合わせ丁寧に練っていくと完成する濃厚なお菓子。
是非お茶をお供にグラスロワイヤルとプラリネの組み合わせを楽しんでいただきたい一品です。

SHANTANのアートディレクション、デザインは土谷が担当し、
イラストワークには小林千秋さんを迎えました。

最初の販売は終了しましたが、
今後も日本全国、色々な場所で販売や展示をして活動していきますので、
ぜひSHANTANのinstagramをフォローしてみてください。
販売、展示場所も募集しております◎

写真:Nanako Ono

2021-03-01 18:50
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Works

“色を映す羊羹”

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PERK magazineでの映画コラム連載も今回で20回目。
2017年から始まった連載なので随分長い時間が流れたなあと思うのでした。

今回は、中国の映画『ブラインド・マッサージ』(ロウ・イエ監督)に、中国から伝来したと言われるお菓子“羊羹”を重ねたアートワークをつくりました。

『ブラインド・マッサージ』は視覚障害者を主人公にし、見えない世界に生きる彼らに見えるものを描くことに挑戦した作品。
この映画をはじめて観たとき、自分は見えるものにどれだけ頼って生きているのだろう、と気づかされたものです。それ以来、悩んだり、見えるものに支配されすぎてしまうとき、そっと目を閉じます。そうすると、これまで見えなかった色が見えてくるような気がするのです。

コラムはいつもの倍くらい(長くなってしまいました)のテキストボリュームになってしまったのですが、
『ブラインド・マッサージ』を最初に観たときの興奮と感動をなんとか伝えたい…と、この稀有な作品への愛を綴りました。
お時間ある時にぜひ下記リンクよりご覧ください。

色を映す羊羹

2020-12-30 11:58
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ColumnWorks

詠うリンゴ飴

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読書と朗読はりんごとリンゴ飴のように似て非なるもの。
鏡に映る私は私ではなかった。そんな衝撃が朗読にはあると思います。

PERKでの映画コラム連載19回目は、映画『読書する女』からリンゴ飴のアートワークをつくりました。
下記リンクからぜひコラムと一緒にご覧ください。

Mio Tsuchiya“詠うリンゴ飴”
写真:鈴木奈保子

2020-12-24 22:39
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Works

アンブレラアイスキャンディー

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ホームセンターでみつけたアイテムの新しい使い方を考えました。

円錐型のノズルのようなパーツと、S字フックと、スポンジを使って完成したのは…“アンブレラアイスキャンディー”。
傘のような形のハーブのアイスキャンディー。
今年の夏マスクと手袋とフェイスシールドをして、ホームセンターを徘徊して徘徊して考えたお菓子です。

なにでどう作ったの?の答えはぜひとなりのカインズさんの記事(下記)をご覧ください。
記事の最後にはレシピもあるのでクリスマスやお正月の楽しみにもぜひ作ってみてください。レシピは簡単なものを用意しました。
傘のように引っかけられるのでクリスマスのオーナメントらしさもある気がします。
アイスじゃなくてチョコレートでもつくれますよ。

ところで、円錐形は菓子界でも菓子型としてあまりない形なので世紀の大発見。なんて思ったり。

|CAINZ × クリエイター|
これ、なーんだ? 工具売り場でお菓子作り!?
正解じゃないからおもしろい。
カインズでみつけたアイテムの新しい使い方を考えてみました。

ところで、私は建築系の学科だったので、学生時代からずっとホームセンターをうろうろしてました。今も煮詰まるとホームセンターに行きたくなる。だってそこは、私のアイデアの源泉の一つだから…。今回は、「ホームセンターにあるものなにを使っていいのでお菓子を作ってください」というお題にとてもわくわくしました。

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