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2020-05-31 21:57
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Event / ExhibitionWorks

PINTSCOPEでアイスクリームを作りながら対談しました

水と空気と大地と火のアイス_

オンラインメディアPINTSCOPEの企画で、Homecomingsの福富優樹さんと画面越しにアイスクリームを作りながら対談しました。
アイスクリームは、映画『リアリティのダンス』に登場する“水と空気と大地と火のアイス”から「想像力を楽しむアイスクリーム」をテーマにオリジナルのレシピを考案して2人で作りました。
対談の音声はPINTSCOPEの記事ページから聴けるのでぜひ聴いてみてください。
前編後編の二部構成。後編では映画の話たくさんしました。
(記事内にある音声ガイドの再生ボタンを押すと再生されます!再生されるまで00:00となってます)

アイスクリームから広がる映画の世界。もっと映画が好きになる“おうち映画の楽しみ方”見つけました!

音声には残ってない福富さんの“福富”っていい名前ですねとかそういう脱線話もたくさんあって。
誰かと話をすると主旨からずれたどうでもいい話のような予定外の膨らみが生まれて、それはテキスト上にはない面白さだなあって。
対談の収録は5月の頭。いろいろと苦しい今どんなアイスだったらたのしくつくれるだろうと考えてつくったレシピです。
話を聴いてくれた人がアイスをつくってみたり気になった映画をみてみたりとなったらうれしい。

ちなみに、、、
対談の後編で私が『スーパーマン 第3の要塞』と連発してますが、正しくは『スーパーマンⅢ 電子の要塞』です。。。

はじめてのオンラインでの対談とオンラインでの菓子作りに不慣れなことも多くて聴きにくいところもあるかもしれないですがどうかご容赦を。
記事ページにはテキストでアイスクリームレシピ、作り方も載ってるのでそちらも参考にしてください。

2020-05-25 21:41
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ColumnInformationWorks

PERKオンラインメディアで連載はじまります

FRANK_cineca

デジタルメディアになって帰ってきたPERK magazineで今月から映画コラム連載始まります。
奇数月はアーカイブ、偶数月は新コラム、と掲載予定です。
連載内容はこれまでと変わらずに、伝えたい映画を選び、個人的解釈を映したお菓子のアートワークをつくり、コラムを書く、というもの。

今月掲載は映画「FRANK」の話。(2017.10掲載)
『気がつけばいつも仮面を被っていた。なんてことは、人付き合いの上では当たり前の時代なのかもしれない。だれもがパッケージングする方法を手に入れ、違う自分になりすます。そのうちに自分の頭が肥大して足元が見えずらくなり、先の道を見失う人もいるだろう。… 』

2年以上連載やらせていただいていた雑誌PERKが今年廃刊になってしまったのですが、
オンラインメディアになって帰ってきました!
ありそうでないデザイン、ボリューム感がいい感じのwebマガジン。
ぜひ覗いてみてください。

cinecaのおいしい映画“むき出しの銀紙”

映画『FRANK』は、私が大好きな映画の一つ。
こんなにむき出しロックな作品はなかなかない。
むき出しのカッコ悪さとダサさ、最高です。

2020-05-19 16:14
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ColumnWorks

当たり前ではない味

baseball_ichigo_fix

あんなに暑い日が続いていたのに、今週はずっと雨の模様。
今日もすっかりかき氷日和ではないし、少し肌寒いくらいなのに、
かき氷の話です。

PINTSCOPEでのアイスクリームのコラム連載、3回目は映画『南極料理人』と氷イチゴの話。
すこし丸くなるように器に氷を削り出してイチゴシロップをさらり垂らすと野球ボールみたいな氷イチゴが出来ました。

映画『南極料理人』は南極で暮らす南極観測隊の人たちの毎日の物語。
有限の資源と制限される行動の中で彼らはどう暮らすのだろう。
ある日少しの息抜きにと野球を始めるおじさんたち。目の前に広がる雪原をグラウンドに見立て、イチゴシロップをドバドバと注ぎフェアゾーンを描く。ピンク色で描かれた甘いホームベースをスプーンでざくざくと味見する輩もいる。
何度見ても惚れてしまうシーン。イチゴシロップが何かを描く道具になる瞬間だった。
知っているはずのものが知らないもののようになる瞬間ほどときめくことはあるのだろうか。

今回は、当たり前は当たり前ではないなんて話を書きました。
ぜひPINTSCOPEのサイトから読んでみてください。

cinecaのアイスクリーム・ノート ザ・ムービー vol.3当たり前ではない味

2020-05-14 13:41
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Event / ExhibitionWorks

ピータードイグ展のお菓子をつくりました

peterdoig_cineca

東京国立近代美術館で開催中の(現在休館中)ピーター・ドイグ展のお菓子を監修しました。
お酒の雫を封じたボンボン・ア・ラ・リキュール。
一噛みするとすこしミステリアスなお酒の香りが口いっぱいに広がる砂糖菓子です。
本来なら2月から6月までの展示会期中の販売を予定していたのですが、美術館再開が見えない状況が続いているため、ほぼ日カルチャんのオンラインショップで販売されることになりました。
旅に出れない今、お菓子とともに心で旅に出る気持ちを持てたらいいなと思います。

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ABOUT “Bon voyage”
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絵画が好きな人にとってはたまらないアーティスト、ピーター・ドイグ。
厚みのある一枚の絵の前には何時間だって座っていられる気がする。

ドイグの絵画を目にしたとき白の魅力に引き込まれた。
どの絵にも白が存在し、絵によって白の強度、明度、彩度も変わる面白さに驚く。
ピーター・ドイグを語るなら白いお菓子が良いと思った。

絵の前に座ると、私はここにいるはずなのに心は別の場所へ旅に出る。
その旅の余韻をたのしむため、絵画の一雫を持ち帰るイメージと重ねて
“ボンボン・ア・ラ・リキュール”という菓子素材を選びました。

ボンボン・ア・ラ・リキュールはリキュールを封じた砂糖菓子。
時間をかけて作るこのお菓子は、糖衣に包まれます。
まるで曇りガラスのようなその表情がドイグの絵画にみられる絵具のテクスチャーと重なる気もします。

お酒は、ブラダーラックという海藻を使用したクラフトジンを使用。
ドイグの生まれ故郷、スコットランドの最北にある蒸留所のものです。
島が受ける海の恩恵を表現したような、爽やかでちょっとミステリアスな香りが未だ見ぬ旅へと誘う。

絵画とともにもう少しだけ旅を楽しみましょう。そんな想いを込めて作ったお菓子。
Bon voyageと名付けました。

意匠は古谷萌に協力いただきました。
お菓子がのるトレーはドイグが繰り返しモチーフとして使用したカヌーをイメージしています。
ブルーの印刷は全て活版印刷で仕上げました。

ほぼ日カルチャんwebストア
2020年5月15日 11時〜 販売開始
再販は 5月26日 11時〜 販売開始
※5/15の販売は12時頃完売となりました。
https://www.1101.com/store/culturen_shop/index.html

It is a new creation of cineca in collaboration with Peter Doig Exhibition at The National Museum of Modern Art, Tokyo.
Scottish craft gin is used in the recipe of Bonbon a la liqueur, inspired by the fact that he was born in Scotland.
His paintings invite us to a journey to places you have never been.
So please enjoy “Bon voyage” while you are traveling

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